大手会計事務所のデロイトが監査部門とコンサルティング部門の分離を検討していることが複数の関係者の話で分かった。「ビッグ4」と呼ばれる世界の4大会計事務所の中では、アーンスト・アンド・ヤング(EY)もコンサルティング部門のスピンオフ(分離・独立)を模索していることが既に明らかになっている。EYの事業再編のニュースを受けてデロイトは米金融大手ゴールドマン・サックス・グループに接触したと関係者は語る。EYに関しては、ゴールドマンと米金融大手JPモルガン・チェースが助言役を務める。関係者の1人によると、デロイトの協議は極めて初期の段階にある。デロイトの広報担当者はコメントを控えた。デロイトは現在のビジネスモデルを維持する姿勢を最近示していた。
デロイト、監査部門とコンサルティング部門の分離を検討
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