ジョー・バイデン米大統領がホストを務める米州首脳会議(サミット)が8日に当地で開幕した。一方、メキシコのマニュエル・ロペスオブラドール大統領など複数の首脳は、米国が専制国家を排除したことを理由に会議を欠席した。米州首脳会議は3日間の日程で行われ、主に経済・環境・移民問題について話し合う。バイデン氏は演説で、新型コロナウイルス禍後の経済回復計画を明らかにし、米州での投資の結集、サプライチェーン(供給網)の強じん化、クリーンエネルギー関連の雇用の拡大、域内諸国間のより包摂的な貿易関係などを目指すと述べた。バイデン氏はさらに、中南米諸国に開発資金を提供している米州開発銀行(IDB)を改革し、域内諸国の民間資本活用を後押しするよう求めた。
バイデン氏がコロナ禍後の経済回復計画を発表 米州首脳会議
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