高級ブランドの間で、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)による支払いを受け入れる動きが広がり始めた。狙いは若い世代の取り込みだ。  イタリアの「グッチ」などに続き、ネット通販の英ファーフェッチが受け入れを開始する。同社は10日、「VIP」顧客を対象に、今後数カ月の間にビットコイン、イーサリアム、バイナンスコイン、さらにその他4種類の仮想通貨による支払いを可能にする方針を発表した。年内には米国と欧州全体の全ての顧客に対象を広げるという。