為替手数料を抑える「裏技」は、これ!
SBI証券には、為替手数料を安く抑える「裏技」が使えるというメリットがあります。
SBI証券、楽天証券ともに、米ドル/円の為替コストは通常は片道25銭なのですが、これをなんと片道4銭に抑える方法があるのです。
為替手数料を抑えるには、住信SBIネット銀行からSBI証券への「外貨入出金サービス」を使います。住信SBIネット銀行の米ドル/円の為替コストは片道4銭。そして、住信SBIネット銀行からSBI証券への外貨入出金は手数料が無料です。
つまり住信SBIネット銀行に口座を用意し、片道4銭の為替コストで円を米ドルに換えてSBI証券に入金すれば、為替コストをぐっと抑えて海外ETFを購入できるわけです【下図表】。
入出金の指示はインターネットで簡単に出すことができますし、入金は即時に買付余力に反映されます。さほど手間をかけることなく大きなメリットが得られるので、この「裏技」を使わない手はないでしょう。
モーニングスター株式会社 代表取締役社長
1966年生まれ。1989年慶應義塾大学文学部卒。銀行、証券会社にて資産運用助言業務に従事した後、95年米国イリノイ大学経営学修士号取得(MBA)。同年、ソフトバンク株式会社財務部にて資金調達・資金運用全般、子会社の設立、および上場準備を担当。98年モーニングスター株式会社設立に参画し、2004年より現職。第三者投信評価機関の代表として、常に中立的・客観的な投資情報の提供を行い、個人投資家の的確な資産形成に努める。
主な著書に、『改訂新版 ETFはこの7本を買いなさい』『全面改訂 投資信託選びでいちばん知りたいこと』『つみたてNISAはこの7本を買いなさい』『一生モノのファイナンス入門』(以上、ダイヤモンド社)、『iDeCoで自分年金をつくる』(祥伝社新書)、『お金の未来年表』(SB新書)などがある。