「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
現代風水の決定版である書籍『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』にはその奥義が惜しみなく書かれています。
この連載では、「ダウンタウンDX」で話題の人気No.1風水師・李家幽竹が、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。

風水グッズPhoto: Adobe Stock

目指すのは「風水やってるの?」と
言われないインテリア

インテリア風水をやっているという人の家を見せていただくことがあります。そういう家はたいてい、玄関に水晶や盛り塩を置く、大きな八角形のミラーを壁にかける、パワースポットでいただいたお守りやお札をリビングに飾る、というように、「風水やってます!」感があちこちに見てとれます。もしあなたがこういった家を訪れたら、たとえその家の人が風水をやっていることを知らなくても、「風水をやっているんだな」とピンとくるでしょう。じつはポイントはここ。インテリア風水で運気を上げたいと思うなら、人にあきらかに「風水をやっている」と悟られてはいけません。実際には風水に基づいたインテリアであっても、一見してそれとわからないようにすることが大切なのです。

風水で最も大切なのはバランスです。バランスのいい空間とは、色合いやテイストが統一され、モノの置き方や飾り方、飾ってあるもののセレクトなどが、部屋全体の雰囲気とマッチしている、そんな空間のこと。

逆に、いろいろな色やテイストがごちゃ混ぜになっていたり、部屋の雰囲気にそぐわないものが置いてあったりする空間は、バランスがよくありません。たとえば、壁紙や家具がヨーロピアンテイストなのに、テレビの横にこけしが飾ってあったら、「なんでこんなものがここにあるの?」と思いますよね。

そういう「異質なもの」が空間にあると、それが悪い気を呼び込むゲートになってしまうのです。盛り塩や水晶もそれと同じこと。もしそういうアイテムを置きたいなら、不自然に感じないような色、形のものを選ぶ、おしゃれなふた付きの器に入れるなど、インテリアに溶け込ませる工夫をする必要があります。それができないなら、置かないほうが無難です。

ちなみに、「異質なもの」というのは、うまくインテリアに溶け込ませることができれば、よい変化を呼び込む効果があります。ただ、それができるのはかなりのインテリア上級者。そこまでのスキルがない人は、形違いの花器やクッションを並べるなど、「同じだけどちょっと違う」ものを取り入れるのがおすすめです。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)

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李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。