7月15日で総武快速線が開業50周年を迎える。両国を軸に回り続けてきた総武線の歴史とは。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也)
総武線急行列車の多くは
かつて両国駅から出発
今回はJR総武線の話をしたい。というのも7月15日で総武快速線が開業50周年を迎えるからだ。
この路線、路線図などには直通運転を行っている横須賀線と併記する形で「総武線快速」とあるが、JR東日本の公式発表では「総武快速線」と呼ばれることが多い。さらに公式サイトを検索してみると、「総武(快速)線」や「総武線(快速)」といった表記も確認できる。快速は青い帯の電車、各駅停車は黄色い帯の電車と言った方が一般には分かりやすいだろうか。