「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?
きれいになりたいなら、
高級美容液より花を買いましょう
皆さんは、家の中に花を飾る習慣がありますか?
私は、これまで生きてきたなかで、花のない空間で暮らした経験がありません。家の中に飾る花を絶やしたことはありませんし、旅先でも同じホテルに連泊するときは必ず花を買ってきて飾るようにしています。それは、花が好きだからというより、花のもたらす開運効果が絶大なものであることを知っているからです。
花や観葉植物のように生気をもつものは、空間に生気をもたらしてくれるだけでなく、家の中に置くと外から生気を呼び寄せてくれる働きがあります。花を飾ることは、生気を呼び寄せるためのエサを置いておくようなものなのです。
また、花というのは、生活には必要ないけれど、あると心が豊かになる、いわば「+α」のアイテム。そういうアイテムには「補充」の運気があり、自分に足りない運気を補ってくれる働きがあります。
さらに、女性は目にするものがそのまま自分の容姿になるという性質があるので、家の中に花を飾って毎日眺めていると、それだけで美しく、若々しくなれるという効果もあります。実際、きれいになりたいなら、高価な美容液を買ったり、エステに通ったりするより、1輪でもいいので花を買って飾ったほうがずっと効果的です。
花は高価なものと思われがちですが、季節の花なら1輪200円前後。花の種類にもよりますが、夏以外の季節なら、こまめに水替えをして世話をすれば、1週間はもちます。1週間に200円なら、安いものだと思いませんか?近くに花屋さんがなければ、定期的に花をポストに届けてくれるサブスクを利用するのも手です。
Column
花を飾るならまず玄関に
家のどこか一カ所に花を飾るなら、まずは玄関に。玄関に生気のあるものを置くと、旺気(よい気)が入ってきやすくなります。その次におすすめの場所は寝室。花のある空間で眠ると、寝ている間にその生気を吸収するため、運気の再生率がアップします。人は目覚めて最初に目にするものから多くの運気を吸収するので、ベッドサイドに飾っておくと、より効果的です。テレビの横など、いつも目に入る場所に置くのも◎。花を見ることで生気を吸収し、運気アップに。
本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)
李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。