「どんな人でも運がよくなれる」、それが風水の持つ力です。
そういうと、まるで魔法のようだと思われるかもしれませんが、風水とは、自分の力で運気を引き寄せるための法則を解き明かした学問であり、その法則をしっかりと守れば、どんな人にも自分の思い描く幸せが訪れるものです。
この連載では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?

お香の煙Photo: Adobe Stock

清浄な空間を長持ちさせる
「空間浄化」と「重曹ぶき」

掃除の効果をより長く持続させたいときは、お香の煙で空間を浄化しましょう。きれいになった空間で煙を焚くことで、悪い運が空間に定着しにくくなり、より長く清浄な状態をキープできるようになります。お線香でもかまいませんが、煙が出るものを選びましょう。何か悪いことが起こったとき、嫌な来客があったとき、運を変えたいときなどにも、この方法で空間浄化を。悪運がリセットされ、新たな運が入ってきやすくなります。

さらに、年に何回か行ってほしいのが、床と壁の重曹ぶきです。乾いた雑巾に重曹水をひと吹きして湿らせてから、床と壁をくまなくふきます。重曹には空間の気を清浄化する効果があるため、定期的に行うことで悪い気がたまりにくい空間をつくることができます。可能なら月1回、それが難しければ半年に1回でもかまいません。

ちなみに、引っ越しをしたときも、荷物を運び入れる前に必ず床と壁の重曹ぶきを。そうしないと、前にその空間に住んでいた人の気が残り、今後の生活や運気に影響を及ぼすことになるからです。これはたとえ新築であっても同じ。ハウスクリーニング業者に清掃を頼む場合も、これだけは自分の手で行いましょう。

●空間を浄化する方法

こんなときに…

・新しい家に引っ越したとき
・悪いことがあったとき
・運を変えたいとき

1 小皿にお香を立て、部屋の四隅に置く
小皿を4枚用意し、それぞれに塩を盛って、お香または線香を1本(もしくは奇数本)立てる。お香はシトラス系、またはユーカリなどグリーン系のものを。お香をたき、部屋の四隅に置く。テレビやオーディオは消して部屋のドアを閉め、窓を少しだけ開けて部屋の中央に立つ。

2 空気を9回切る
自分が何となく気になる方向を向いて立ち、人差し指と中指をそろえて刀のように振り下ろし、空気を切る。同じ動作を9回繰り返す。

3 小皿を回収する
部屋から出て、お香が燃え尽きた頃(15~20分後)に戻り、皿を回収する。使った塩は水に流す。皿は食事用の器とは別にして、食器棚の上など高いところに収納する。

本原稿は、李家幽竹著『どんな運も、思いのまま! 李家幽竹の風水大全』からの抜粋です。この本では、風水とは何かを解き明かし、日常生活での「衣」「食」「住」「動」すべてを使って運を上げる方法を紹介しています。風水を知り、実践して、これまであきらめていた夢や目標を実現してみませんか?(次回へ続く)

【人気No.1風水師の教え】悪いことが起きたら部屋を浄化しましょう

李家幽竹(りのいえ・ゆうちく)
韓国・李朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水とは、環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行っている。女性らしい独自のセンスで展開する風水論は幅広い層に支持されている。現在、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナーなどで幅広く活躍。風水を仕事にする人材を育成するため、「一般社団法人 李家幽竹空間風水学会」を設立し、理事長をつとめる。
主な著書に、『ナンバー1風水師が教える運のいい人の仕事の習慣』『改訂新版 絶対、運が良くなる旅行風水』『絶対、運が良くなるパワースポット』『絶対、お金に好かれる! 金運風水』(以上、ダイヤモンド社)、『おそうじ風水』『運がよくなる 風水収納&整理術』(以上、PHP文庫)、『最強 パワーストーン風水』(秀和システム)、『李家幽竹の開運風水』『九星別365日の幸せ風水』シリーズ(以上、世界文化社)など多数。
オフィシャルウェブサイトでは会員限定の風水コンテンツを配信中。