21年近くかかったが、米国はついに国際テロ組織アルカイダの最高指導者、アイマン・ザワヒリ容疑者(71)をテロリストの戦場から排除した。ジョー・バイデン米大統領は1日夜、ウサマ・ビンラディン容疑者のかつて右腕だったザワヒリ容疑者が、7月31日にアフガニスタンでの対テロ作戦で殺害されたと発表した。同作戦は無人機による攻撃だったことが確認されている。バイデン氏が指摘したように、この攻撃は米国で3000人近くが死亡した9・11同時多発テロ事件の犠牲者にとって、もう一つの正義をもたらしている。エジプト出身のザワヒリ容疑者はビンラディン容疑者と共にアルカイダを立ち上げ、過激なイスラム思想を拡散したり容赦なく無実の人々を殺害したりする活動を、ビンラディン容疑者が確立する手助けをした。