米ゲームソフト小売り大手ゲームストップは、株式付与と昇給により、多数の従業員に報いる計画だ。新指導体制の下で黒字化を目指す中、実店舗事業に軸足を戻す。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した24日付の従業員向けメモによると、昨年オンライン販売拡大にかじを切った同社は、店舗で働く従業員の意欲を引き出し会社につなぎとめるための対応を強化しようとしている。同社は米国内の店舗の全てのリーダーに株式を付与し、店舗の一部シニアスタッフの賃金を引き上げることを計画している。店舗のリーダーは最大2万1000ドルの株式を受け取る。マット・ファーロング最高経営責任者(CEO)はメモの中で、新しい報酬制度は来月から導入されると述べた。昇給に必要な勤続期間については明らかにしていない。