通常、ヨーグルトやカッテージチーズ、バターなどの容器に使われるプラスチックを、企業は「広くリサイクル可能」と表示しようとしている。この変更は消費者の混乱を招く恐れがあるとして、環境団体の一部は反発している。エクソンモービルなどのプラスチックメーカーやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やネスレなどの日用品大手が創設したラベル表示の問題を扱うプログラム「ハウ2リサイクル(How2Recycle)」は7月、ポリプロピレン製の容器が「広くリサイクル可」と表示して販売する条件を満たしたと公表した。ハウ2リサイクルは、米国在住の消費者の60%以上が、ポリプロピレン製のカップやボトル、瓶などを再生利用のための資源ごみの回収箱に入れることができるようになったとのデータが出たため、この変更を行ったと述べた。消費者の60%以上が回収箱に入れられることが「広くリサイクル可」と表示するための連邦の基準となっている。
リサイクル可のポリ容器、米国の再生率は低い
ラベル規制の変更でポリプロピレン素材はリサイクル可とうたってよいことに 実際の再生率は2.7%とかなり低い
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