【ワシントン】米司法省は30日、連邦捜査局(FBI)捜査官が8月上旬にドナルド・トランプ前大統領の邸宅「マールアラーゴ」にある書類を捜索した件について、捜索の数カ月前に「政府による捜査を妨害する行為が行われていた可能性がある」と述べた。  トランプ氏は押収された書類を巡り、裁判所が選定した第三者による審査を提案しているが 同省は裁判所に提出した文書でこれに反論している。その中で、前代未聞の家宅捜索実施の経緯に関し、これまでで最も具体的なタイムラインを示した。