脱サラして「専門誌で連載」を持つ方法、人気ライターになる秘訣とは写真はイメージです Photo:PIXTA

雑誌に連載を持つことは、コンテンツ起業家(コンサルタント、コーチ、士業など専門家)としてビジネスを展開する上で不可欠です。でも、雑誌に連載を持つなんてハードルが高いのでは?と思う方も多いでしょう。実は、コンテンツ起業家にとって、雑誌に連載を持つことはけっして狭き門ではありません。編集者は常に新しい記事が書ける専門家を探しているからです。あなたにも十分チャンスがあるということです。(メンタルチャージISC研究所代表取締役 岡本文宏)

編集者に見つけられるために
戦略的な導線を引く

 雑誌に連載を持つ上で、特に狙い目は業界専門誌です。各業界には、そこに特化した専門誌があります。専門誌の読者は、各種団体の職員、企業の経営者や研修の担当者が中心です。読者から自社の研修を依頼したいと申し出があったり、個別コンサルティングを依頼されるケースは少なくありません。

 私は、美容業界の専門誌で連載をしたのがきっかけで、ある金融機関の半数を超える支店でセミナーに登壇する機会を得ました。また、他の雑誌社からも執筆依頼が来るようにもなりました。このように、業界専門誌で連載を持つことで一気にビジネスが加速しました。

 では、どうすれば専門誌で連載を持つことができるのでしょうか?レアなケースを除けば、いきなり連載の依頼が来ることはありません。単発の記事を何度か執筆した後、連載につながるというのが一般的です。ですので、まず1回、執筆するチャンスをつかむことです。そのためには、編集者から見つけてもらえるように、戦略的に導線を引くことが肝要です。