コンサル写真はイメージです Photo:PIXTA

コンサルタント、コーチ、士業などコンテンツ起業家として、仕事のオファーをドンドン受けて活躍するためには、「プロフィール」を充実させることが大切です。なぜなら、商工会議所や企業のセミナー担当者が講師をネット検索で探すときや、雑誌の編集者が執筆の依頼をする際、経営者が個別コンサルティングを依頼する前に必ず確認するのがプロフィールだからです。そこに書かれている内容で、あなたがどういう人物なのか、すべて分かるようにしなければなりません。ではどのように書けば良いのでしょうか。(メンタルチャージISC研究所代表取締役 岡本文宏)

山あり谷ありの
ストーリーが重要

 プロフィールは、これまでの実績を伝えるためだけのツールではありません。興味を持たせて、仕事を依頼したいと思わせることが最大の目的です。そのため、経歴を列記するだけはなく、読んでいる人の心に引っかかる部分(フック)を盛り込むことが必要です。

 たとえば「元々、大企業の御曹司で、学校の成績も抜群に良く、一流大学に入学して海外留学しMBAを取得。帰国後に起業し数年で上場を果たした」というプロフィールを見て、すごい経歴だなと思う人は多いかもしれませんが、興味を抱く人は少数派でしょう。

 それよりも、下記のような山あり谷ありのストーリーのあるプロフィールの方が心を惹かれるのではないでしょうか?