米連邦捜査局(FBI)がドナルド・トランプ前大統領の邸宅を捜索したことは、同氏が機密情報を不当に所持していたかどうかを判断する上で適切だったと、登録済みの有権者の半分超が考えている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が実施した調査で明らかになった。この調査ではトランプ氏のフロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」の捜索を巡り、党派によって見解が二分されたほか、共和党員が11月の中間選挙での投票意欲を増したことも浮き彫りになった。2択方式の設問で、8月8日のFBIの捜索は「トランプ前大統領が不正行為に関与したかどうかを判断するための法に準じた、まっとうな捜査の一部」だったとする選択肢に52%が同意した。一方、41%は「民主党とバイデン政権による終わりのないトランプ前大統領の魔女狩りの一例に過ぎない」とする選択肢を選んだ。