あなたの近所に鉱山や化学工場が出現するかもしれない。米国では電気自動車(EV)バッテリー生産向けの巨額投資案件が相次いでおり、最近では日本勢が計画を発表した。トヨタ自動車は8月31日、ノースカロライナ州リバティー近郊の電池生産施設に3250億円(約25億ドル)を追加投資すると発表した。昨年12月に表明した13億ドルからさらに上積みとなる。8月29日には、ホンダが韓国電池大手のLGエナジーソリューションと合弁会社を設立し、米国に電池工場を建設すると明らかにした。おそらくオハイオ州になるという。先週には、テスラの長年の電池サプライヤーであるパナソニックがオクラホマ州の工場に40億ドルを投じる方向で協議している、とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。