働く時間帯を自由に決められるのは、もはや在宅ワーカーだけではない。  米国では工場の組み立て作業員やホテルのメイドのようなシフト勤務の労働者でも、これまでより柔軟に勤務時間を設定できるケースが増加した。新型コロナウイルスの大流行と歴史的な水準でひっ迫する労働市場が米経済に変化をもたらしている。  製造業やホテル、倉庫、飲食業はスマートフォンアプリを使い、新入社員が週に数日だけ働いたり、4時間勤務のシフトに入ったり、日常的に勤務時間を選べるようにしている。各企業や求人サイト、エコノミストはそう指摘する。