米コーヒーチェーン大手スターバックス本社の厳重な扉の向こう側にはテクノロジーラボがあり、店舗改革に向けた構想が練られている。それには、「バリスタ」と呼ばれる店舗従業員がフラペチーノを作るために必要な厄介な工程の見直しも含まれる。「トライヤーセンター」と呼ばれる2万平方フィート(約1860平方メートル)の空間では、スターバックス店舗の実物大模型の中でバリスタたちが働き、冷たいミルクの泡(コールドフォーム)とキャラメルソースがのった1杯のブレンドコーヒーを作るために冷蔵庫、ブレンダー(ミキサー)、シロップの間を行き来していた。彼らは、厨房(ちゅうぼう)の設計を機器同士がもっと近くに配置されるようにし、シロップポンプやミルクディスペンサー、製氷機の機能を向上させられないかと尋ねた。
スタバが店舗改革、フラペチーノの工程も見直し
顧客と従業員双方の満足度向上に向け、「新店舗をゼロから設計」とシュルツ氏
有料会員限定
あなたにおすすめ