会計監査大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の幹部は今週、同社の監査部門とコンサルティング部門を分割する計画を承認するとみられ、この業界で20年以上ぶりの大規模な再編に道を開くことになりそうだ。関係筋が明らかにした。 世界で31万2000人いる同社のネットワークを監督するグローバル執行委員会は、米国のレーバーデーの祝日である5日に会合を開き、世界的な分割計画について最終調整したという。この委員会は今週中に計画を承認するとみられ、これを受けてEYの約1万3000人のパートナーによる投票が行われる見通しだ。
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