【言葉を変えて弱みを強みに変える！】「古いもの」編

小さな会社や個人商店が今すぐ売上をあげようと思った時、どの販促ツールから作ればいいのか？『「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法　「マンダラ広告作成法」で売れるコピー・広告が1時間でつくれる!』（ダイヤモンド社刊）では、販促コンサルタントの岡本達彦氏が、今すぐ売上をあげるために必要な「A4」1枚チラシを誰でもつくれる「マンダラ広告作成法」という新しい販促手法を公開。小さな会社が、今すぐ売上をあげられるすごい方法がわかると好評だ。本連載では、同書より一部抜粋、加筆して特別に公開します。

自分では劣っていると思っている事でも、
それを良いと思う人がいる

　私がセミナーやコンサルティングでよく言っているのが、

「劣っている（弱み）と思っている事でも、とにかく伝える！」

　という事です。

　なぜなら、人はそれぞれ価値観が違うので、自分では劣っている（弱み）と思っている事でも、それが良い（強み）と思う人がいるからです。

　どういうことか？ 恋愛で考えてみると分かりやすいと思います。

　●世の中は、年下が好きな人がいれば、年上が好きな人もいる
　●痩せている人が好きな人もいれば、太っている人が好きな人もいる
　●背の低い人が好きな人がいれば、背の高い人が好きな人もいる

　もちろん、多い少ないはありますが、人それぞれ価値観が違うので劣っている（弱み）と思っている事でも、とにかく伝えた方が良いのです。

　しかし、劣っている（弱み）と思っている事を伝えるのは、なかなか抵抗があると思います。

　そこでおススメしているのが、劣っている（弱み）と思っている事を別の良い方に変えてみる、という方法です。

　今回は、分かりやすく「古い」で説明しましょう。

「古い居酒屋」を「レトロな居酒屋」と言い換える

　例えば、いくら頑張って掃除をしても古い感じが否めない、「古い」という劣っている点がある居酒屋があったとしましょう。

　そんな時は、劣っている「古い」を言い換えるのです。例えば、「レトロ」という言葉に言い換えてみてはどうでしょう？

「古い居酒屋」を「レトロな居酒屋」と言い換えるとイメージが変わります。

「レトロな居酒屋」の頭に「昭和にタイムスリップ！」という言葉を付け加え「昭和にタイムスリップ！レトロな居酒屋〇〇」とすれば、ますます良い感じになってきます。

　赤いウィンナーなど昔の食べ物を使ったメニューを作れば、さらに良くなってくるでしょう

　このように言葉を言い換えるだけで、弱みと思っている事が逆に良い感じになります。

　例に挙げた言葉はほんの一例ですが、他にも様々な言葉があるので、自分の所にあった言葉に置き換えると良いでしょう。

　そしてその言い換えた内容で「A4」1枚チラシなど広告を作って、とにかく多くの人に伝えてみてください。

　きっと「そんなお店があるなら一度行ってみようか」となるでしょう。

　もし「A4」1枚チラシなどの広告をどう作ればいいか分からなければ、マンダラ広告作成法で作ってみてください。良さが伝わる広告の原稿が短時間で作れます。