世界的な景気減速、特に中国の減速は、主要な輸入品やコモディティー(商品)などへのインフレ圧力を鈍らせる働きをしている。  JPモルガンのグローバルエコノミスト、ノラ・センティバニ氏らの分析によると、世界の月間インフレ率は、今年上半期(1~6月)の平均0.7%から7月には0.3%に低下し、インフレが和らいだという。このデータには物価高騰が著しいトルコは含まれていない。  「過去1年間の購買力低下にさらされて世界需要が弱まり、それが2つの主要な経路を通じてディスインフレ(インフレ率の低下)を後押ししている」。センティバニ氏はそう指摘する。