アップルは高額な製品を売るコツを熟知している。今回発表されたiPhone(アイフォーン)の新モデルは、顧客のより安価な製品への乗り換えを防ぐ同社の能力を試す最大の試金石となるかもしれない。近頃は選択肢が豊富だ。7日に発表されたiPhone 14シリーズを含め、アップルは現在、メモリー容量の違うモデルを含めて26種類のiPhoneを販売している。5年前に新製品を発表したときは16種類だった。ラインアップの価格帯は420~1600ドル(約6万~23万円)で、最上位機種はMac(マック)コンピューターよりも高額だ。また、アップルは7日のイベントで、新しいApple Watch(アップルウオッチ)と待望のAirPods Pro(エアポッズ・プロ)の新モデルをお披露目した。これらは年間売上高400億ドル超を稼ぎ出すウエアラブル事業の要となるだろう。
アップルがProを推し続ける理由
有料会員限定
あなたにおすすめ