米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーのボブ・チャペック最高経営責任者(CEO)は、いずれ同社の全ての動画配信サービスを主力の「ディズニープラス」にまとめ、これをテーマパーク事業とより密接に結びつける可能性があると明らかにした。14日、ゴールドマン・サックスが開いた投資家会議で語った。家族向けの代表的なコンテンツをそろえ、マーベルのスーパーヒーロー、ピクサー、スター・ウォーズなどの作品を抱えているディズニープラスと、一般的な娯楽コンテンツの「フールー」やスポーツコンテンツの「ESPNプラス」の間でサービスを切り替えたい顧客にとっては「やや抵抗感がある」と同氏は述べた。それぞれのサービスのコンテンツを視聴するには、スマートフォンやテレビなどの異なるアプリの間で切り替える必要がある。3つのサービス全てを単一のアプリにまとめれば、そのような抵抗感は軽減されるとした。
ディズニー動画配信、単一アプリへの統合を構想=CEO
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