ロシア軍情報部が親ロシア派のハッカー集団などと協力していることを示す証拠が増えている。グーグルのサイバーセキュリティー部門マンディアントが報告書で明らかにした。マンディアントは、愛国的な市民ハッカーを装うロシア寄りのハッカー集団とロシア軍参謀本部情報総局(GRU)がサイバー攻撃を巡り連携したとみられる複数の事例を観察した。GRUが関係する攻撃で、まず情報を消去するワイパー型マルウエア(悪意あるソフトウエア)が侵入先のネットワークにインストールされた後、24時間以内に「ハクティビスト」(政治・社会的主張を目的にハッカー攻撃を行う活動家)が同じ侵入先からの流出情報を公表した事例が4件あったとしている。
ロシア、サイバー攻撃でハッカー集団と連携=グーグル
有料会員限定
あなたにおすすめ