米人工知能(AI)開発企業アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経営責任者(CEO)は、ピート・ヘグセス米国防長官と初の対面会談をした際、AIが制御する自律型兵器のリスクについて持論を展開した。ヘグセス氏はそのような話を聞きたくなかった。たとえ相手が米軍に有益な働きをするAIツールを開発した企業のCEOであっても。「米軍兵士に何ができて何ができないかをCEOが指図するなどあり得ない」。ヘグセス氏は2月24日の会談で、アモデイ氏の話を途中で遮り、こう言い放った。事情に詳しい複数の関係者が明かした。性格も世界観も全く対照的な2人の亀裂が修復されることはなかった。そして経済成長と国家安全保障に不可欠だとして、AIの迅速な普及を推進してきたトランプ政権は今、国内大手のAI企業と激しく対立する事態に陥っている。
世界観の衝突、米国防総省・アンソロピック決裂の舞台裏
ヘグセス氏とアモデイ氏は性格も考え方も正反対、和解は容易ではなかった
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