小さな会社や個人商店が今すぐ売上をあげようと思った時、どの販促ツールから作ればいいのか?『「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法 「マンダラ広告作成法」で売れるコピー・広告が1時間でつくれる!』(ダイヤモンド社刊)では、販促コンサルタントの岡本達彦氏が、今すぐ売上をあげるために必要な「A4」1枚チラシを誰でもつくれる「マンダラ広告作成法」という新しい販促手法を公開。小さな会社が、今すぐ売上をあげられるすごい方法がわかると好評だ。本連載では、同書より一部抜粋、加筆して特別に公開します。
なぜ「裏付けとなる証拠」が大事なのか?
起業・創業した人がチラシを作る際、長年商売をやっている人より意識しなければいけないのが、「詳細に書く」という事なのです。
なぜなら当たり前ですが、お客様はどんな商品・お店・会社・人か知らないし、信用がないからです。
「詳細に書く」というのは、どういうことか?
一例を挙げると「ターゲットコピー」「キャッチコピー」「裏付けとなる証拠」「ボディコピー」「オファー」「リスク対策」「行動喚起」「お問い合わせ」の8つのパーツを入れるというのがあります。
今回は、その中の一つである「裏付けとなる証拠」について説明したいと思います。
本当だと分かってもらうために、
「裏付けとなる証拠」を入れる必要が出てくる
「裏付けとなる証拠」とはどういった内容かと言うと、チラシに書いてあることが本当だという事を証明する内容になります。
例えば、低糖質のパン専門店をオープンし、近隣の方に知ってもらうためのポスティング用チラシを作るとしましょう。
チラシには「通常の食パンは100gあたり約40gの糖質が含まれていますが、当店のパンは100gあたり約4gと通常のパンの10分の1ぐらいしか含まれていません」と書いたとします。
そのチラシを見て、お客様はどう思うでしょうか?
ほとんどの方が、「本当にそんなに少ないの?」と思う人が多いでしょう。
そこで本当だと分かってもらうために、先ほどの「裏付けとなる証拠」を入れる必要が出てくるわけです。
例えば、厚生労働大臣が指定する検査機関などに栄養成分の検査を依頼し、そのデータを裏付けとなる証拠としてチラシに載せれば、「検査機関が調べたのなら通常のパンの10分の1ぐらいしか含まれていませんというのは、本当そうだな」と信じてもらえます。
最初でもお伝えした通り、新しくできたところはどんなところかわかりませんし、信用がありません。ですから「詳細に書く」を意識して作らなければならないのです。
しかし、どういった「裏付けとなる証拠」を書いたらいいのか分からない方もいらっしゃると思います。
そこで、マンダラ広告作成法の活用をおすすめしたいのです。
マンダラ広告作成法の8つのパーツのうち、4番目に考える「信用してもらえる証拠は?」の所に書かれているところを見てください。
そこには「裏付けとなる証拠」のアイデアを引き出す8つの参考キーワードが書かれているので、それを見ながら考えることで
「あのデータが使えるのでは?」
「あの表彰が使えるのでは?」
「あの取引実績が使えるのでは?」
など、裏付けとなる証拠のヒントが閃くでしょう。
ぜひ、『「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法』を一度試してみてください。
株式会社アカウント・プラニング代表取締役
販促コンサルタント
広告制作会社時代に100億円を超える販促展開を見て培った成功体験をベースに、難しいマーケティングや心理学を勉強しなくてもアンケートから売れる広告を作る広告作成手法を日本で初めて体系化する。業界を問わず、お金をかけないで簡単にでき、即効性もあることから、全国の公的機関、経済団体、フランチャイズ本部からセミナー依頼が急増し、社内に仕組みとして取り入れたいという会社からのコンサルティング依頼は後を絶たない。著書にアマゾン上陸15年「売れたビジネス書50冊」にランクインし、販促書籍のベストセラーとなった『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! 』(ダイヤモンド社)などがある。