ロシアが10日、ウクライナの複数の都市と電力インフラに数十発のミサイルを撃ち込んだことは、ロシアがウクライナ全土の標的を攻撃できる能力を示した。しかし、ロシアの戦争の目的を前進させる上で、こうした戦術には限界があることも明らかになった。ウクライナは自国の防空システムにより、ロシアが一斉に発射した84発のミサイルの約半分を迎撃したと発表した。この数の独立した検証はされていない。当局によると、ミサイルは集合住宅地や発電所などに着弾し、少なくとも14人が死亡し、97人が負傷した。
ロシアのウクライナ空爆、戦略的価値はほぼなし
空からの攻撃だけでは流れは変えられないとの見方
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