フィットネス機器の米ペロトン・インタラクティブの共同創業者の1人で前会長兼最高経営責任者(CEO)のジョン・フォーリー氏は、保有する同社株を担保とした借入金について、たびたび追い証を請求されていた。複数の関係者が明らかにした。ペロトン株が急落する中、ゴールドマン・サックス・グループはフォーリー氏個人への融資について追加の保証金または担保の差し入れを数回にわたり要請していた。ペロトンの株価は2020年12月につけた高値の160ドルから95%近く下落している。フォーリー氏は取締役を辞任したことで保有するペロトン株をさらに売却したり、担保として差し入れることが可能になった。ただ、追い証が辞任の理由ではないとしている。