【総フォロワー数18万人!】親力アドバイザーとしても名高い教育評論家の親野智可等氏は、「子育てそのものをラクにしていくことが、日本の育児、教育の最大課題」と指摘しています。
その解決の一助として、長年の教師生活で多くの親と接したなかから生まれた、熱い思いの詰まった言葉を365個掲載した書籍『子育て365日 親の不安がスーッと消える言葉集』が、あらゆる年代の親に刺さると話題です。

「子育て 疲れた」と<br />検索する親に知ってほしい<br />何年か後の感情

何年か後には

何年か後に
いまの写真を見て

「あの頃はかわいかった」と
きっと言うのだけど

肝心のいまは
心がお留守になっている

わが子のかわいらしさを楽しもう。それが親の特権。
 

「子育て 疲れた」と<br />検索する親に知ってほしい<br />何年か後の感情

あと何回

子どもの
靴下をはかせてあげる
ボタンをはめてあげる

ご飯をよそってあげる
髪をとかしてあげる
丸つけをしてあげる

あと何回できるのかな?

子どもの世話はエンドレスでずっと続くように感じてしまうかもしれませんが、意外と残りは少ないかもしれません。
私の好きな漢詩の一節に「年年歳歳花相似(ねんねんさいさいはなあいに)たり、歳歳年年人同(さいさいねんねんひとおな)じからず」があります。
この詩にあるように花は年ごとに変わることなく咲きます。でも、子どもは年々大きくなります。

※本原稿は、親野智可等著の書籍『子育て365日 親の不安がスーッと消える言葉集』からの抜粋です。子育てで不安になったとき、ちょっと心が疲れたときは、ページをめくってみてっください。(次回に続く)