米ビザとマスターカードの認証トークンが、デビットカードのオンライン決済時のルーティング競争を阻害している可能性があるとして米連邦取引委員会(FTC)が調査に乗り出した。関係筋が明らかにした。FTCはすでに過去数年間、両社が加盟店でのデビットカード決済時に他社のネットワーク経由での支払いを制限している可能性を調査している。関係筋によるとここ数カ月、FTCはネットワークの認証トークンに起因するルーティング制限に焦点を広げている。今回の捜査が新規調査であるのか、以前からの調査の一部であるのかは明らかになっていない。