ウクライナに駐留するロシア軍のトップ、セルゲイ・スロビキン総司令官は、掌握した南部都市ヘルソンの統制が弱まっていると示唆し、侵攻する軍の状況について異例となる悲観的な見解を示した。  ウクライナでの軍事作戦の指揮官に指名されたばかりのスロビキン氏は18日、ロシアの国営放送に対し、ヘルソンの状況は「現時点で全く楽なものではない」と発言。南部では民間人と軍関係者を保護することが優先事項だと述べた。  これは指揮官就任後初めての公の場での発言となる。「難しい判断を下す可能性もある」としつつも、詳細には踏み込まなかった。 。