ウクライナとその支援国は、イラン製ドローン(無人機)がロシアに戦略的優位を与えることを阻止しようとしているが、イランによるロシアへの軍事支援拡大は、ウクライナと同国を支援する西側諸国にとって新たな課題を突き付けている。アナリストらによると、イランの支援拡大はまた、同国と敵対する中東諸国に対し、ドローン攻撃に対する防御についてこれまで学んだことを共有し、ウクライナに一層断固たる支援を提供するよう圧力をかけている。ロシアは17日、数十機のイラン製ドローンを使ってウクライナの首都キーウ(キエフ)を攻撃した。これは、最近の戦場での敗北を受けて作戦を変え、冬の到来を前に民間の住宅や発電所を含むインフラを狙う動きだ。米国の現・元当局者らによると、イランはまた、ロシアがいわゆる自爆ドローンをより効果的に使えるよう支援するために軍事顧問を派遣したという。
イラン製無人機の精度、ウクライナ身構え
イランのロシア支援拡大で中東諸国にかかるウクライナ支援圧力
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