――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  動画配信大手ネットフリックスは最近、どんでん返しをたっぷり味わっている。最新のそれは歓迎すべきものであると同時に、今後の筋書きを複雑にする可能性が高い。  同社は18日発表した7-9月期(第3四半期)決算で、有料会員数が約240万人の純増となったことを明らかにした。これは同社の前回予想を2倍以上も上回る人数であり、2四半期連続の加入者数減少からのうれしい反転となった。これが第3四半期の売上高と営業利益を後押しし、いずれもウォール街の予想を上回る結果となった。