サウナ写真はイメージです(LazarenkaSviatlana / PIXTA)
*本記事は弁護士ドットコムニュースからの転載です。

 岐阜県岐阜市にあるサウナ施設「新岐阜サウナ」が、個室サウナで放尿した客がいたとする内容をツイッターアカウントで投稿し話題となっている。

〈個室サウナでおしっこロウリュウした「オタンチン」が現れました。個室サウナ一つ明日まで封鎖します。綺麗に掃除しないと…〉

 ロウリュウとは、サウナストーンに水などの液体をかけて水蒸気を発生させる入浴法。同施設のホームページによると、個室サウナでは、「ロウリュウは周りを気にせずお楽しみください」と謳っている。

 ツイートされた「おしっこロウリュウ」とは、すなわちサウナストーンに「尿」をかけたということだろう。同施設は、「個室サウナ一つ明日まで封鎖」とし、他のツイートで従業員が戸内清掃する様子を映した動画を投稿するなど、営業に支障が出てしまったようだ。

 どのような意図で放尿に及んだのかは不明だが、施設や他の客にとっては迷惑以外の何物でもない。このような迷惑行為をした場合、どんな法的責任を問われるだろうか。西口竜司弁護士に聞いた。