あっ、危ない! 街中を走る電動キックボードの増加に伴い、危険な場面に遭遇する機会が増えてきた。歩道を爆走したり、ヘルメットやナンバープレートをつけずに車道を爆走したり――。そこであらためて、基本的な交通ルールを整理しておきたい。
2022年4月には改正道交法が成立
シェアやレンタルも含め、使用方法が増えている電動キックボード。最近では、トヨタやホンダといった自動車メーカーも市場に参入するなど、その勢いを増している。
それに伴い、さまざまな種類が増える中、2022年4月には電動キックボードの規制緩和を盛り込んだ改正道路交通法が成立。一定の基準を満たす電動キックボードは、新たに設けられた車両区分「特定小型原動機付自転車(特定小型原付)」に分類されることとなった。
改正法は2024年4月までに施行される見込みだ。しかし、法改正されることを知ってか知らずか不明だが、ナンバープレートを付けずに公道で電動キックボードを走らせる人や、歩道を堂々と走行する人を目にすることも珍しくない。