米中間選挙では、初期の集計段階で民主党が州議会選で勢力を伸ばしており、上下両院と政権のすべてを握る州を増やす勢いだ。ただ全体的には、共和党が州議会での優勢を維持している。超党派の全米州議会議員連盟(NCSL)によると、民主党はミシガン州の上下両院、ミネソタ州の上院などを共和党から奪っている。この2州で民主党の現職知事が勝利したのに加え、マサチューセッツ州とメリーランド州の知事選も同党候補が当選しており、民主党が政権と上下両院をすべてを掌握する州が増えている。NCSLによると、中間選挙前に共和党は30の州で上下両院を掌握していた。一方、民主党は17州だった。共和党の優勢は変わらないとみられるが、民主党は厳しい中間選挙でその一角を切り崩したことになる。
米州議会選、民主党が勢力拡大 共和党なお優勢維持
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