ジョー・バイデン氏は「まだ全ての結果が判明したわけではない、少なくとも私はまだ全てを把握していないが、これだけは言える。マスコミや専門家は巨大な『レッドウエーブ(赤い波、共和党のシンボルカラーの赤にちなむ)』を予想していたが、それは起きなかった」と述べた。近年の大統領は、就任後に初めて迎える中間選挙で大敗を喫してきたが、民主党は今回これを回避したようだ。下院は共和党が僅差で過半数を奪還する見通しである一方、上院では五分五分の状況が続く。中間選挙に出馬した候補者の応援で全国を回ったバイデン氏は、各候補の勝利が自身の政策への支持を示すものだと指摘。バイデン政権が可決を後押しした法律の効果が数カ月内に広がり始めれば、有権者からさらなる支持を得られるとし、「まだ始まったばかりだ」と述べた。