「プリッツ消滅の日は近い」ポッキー派のコンサルが予言、グリコに解決策も提案Photo:Diamond

今年も「ポッキー&プリッツの日」がやってきました。どちらも国民的人気を誇るお菓子ですね。しかし、私は「プリッツが消滅する日は近い」と思うのです。江崎グリコに残された「解決策」も、このままでは時間切れになるかもしれません。(百年コンサルティング代表 鈴木貴博)

ポッキーとプリッツには
計算された「仕掛け」がある

 11月11日は、ポッキー&プリッツの日です。1がちょうど4本並ぶのでこの日に決められたのだとか。そのポッキーの思い出についてちょっとだけ皆さんをマウントさせていただくと、私、ポッキーが新発売になった日のことを覚えているんですよね。

 当時私は幼稚園児で、近所の覚王山センターの中にあるお菓子屋さんに連れて行ってもらうのが大好きだったんです。それである日、ポッキーが売り場に並んでいるのを発見したら、お店のやさしいおばちゃんが、「これ今日新発売なのよ」と教えてくれて、母がじゃあ買ってあげるという流れになったのがとてもうれしかったことを覚えています。

 ちなみに私は、プリッツが誕生したのと同じ年の生まれ。トム・クルーズとも同い年です。今回はポッキー&プリッツの日にちなんで、江崎グリコが誇るこの2大長寿商品についてコンサルタントの視点で解説してみたいと思います。

 実は、ポッキーとプリッツが長寿商品である理由は二つあります。