子どもの英語教育を「お金と時間のムダ」にしない、たった1つのルールPhoto:PIXTA

「英語」は子どもの習い事として人気ですが、実は学習方法を間違えると「お金と時間のムダ」になりかねません。アメリカで学習塾を経営し、5000人以上のバイリンガルを育てるなかで悟った「お金と時間をムダにしない英語学習法」を紹介します。(TLC for Kids代表 船津 徹)

 子どもの習い事で常に人気トップ3に入るのが「英語」です。しかし、本当に英語教育にお金と時間をかける意味があるのでしょうか。日本よりも一足先に英語教育改革を行い英語力向上に成功した韓国の例を見ながら考えていきます。

 20年前までは日本と並んで「英語下手」で知られていた韓国ですが、ここ20年で急速に英語力を伸ばしています。2017年のTOEFL iBT平均スコアを見ると、アジア29カ国中11位と、英語が公用語である香港と肩を並べるレベルまで英語力を向上させています。同年の日本のスコアは29カ国中27位で、過去20年間、下から3〜4番のままです。