暗号資産(仮想通貨)融資の米ジェネシス・グローバル・トレーディングは5日、従業員の30%をレイオフした。連邦破産法11条の適用申請を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社の経営悪化が改めて浮き彫りになった。関係筋によると、同社は投資銀行モーリス・アンド・カンパニーと共に将来の選択肢を評価している。ジェネシスの広報担当者は、「顧客資産を保全し、事業を前進させるために」アドバイザーと作業を行っていると述べた。ジェネシスは、経営破綻した投資会社アラメダ・リサーチと暗号資産ヘッジファンドのスリー・アローズ・キャピタルへの融資で巨額の損失を計上している。両社ともに昨年、連邦破産法第11条の適用を申請した。
暗号資産融資のジェネシス、破産申請を検討 3割の人員削減
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