中国での2022年の新エネルギー車(NEV)販売台数が約2倍に増えた。新型コロナウイルス感染対策の厳しい制限下で、自動車販売全体が低迷していたにもかかわらず、自動車メーカーが深刻な生産の混乱や経済的課題を乗り越えた。中国乗用車協会(CPCA)が10日発表したところによると、中国の22年の電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の販売台数は567万台だった。政府による補助金や原油高で、自動車購入者がガソリンを大量に消費するモデルから切り替えたため。販売されたNEVのうち400万台余りがフルEVだった。米国での22年のフルEV販売台数の5倍で、中国が世界のEV市場トップの座を固めた。