米電気自動車(EV)新興企業リビアン・オートモーティブの幹部数人がここ数カ月で退社した。車体エンジニアリング担当副社長やサプライチェーン責任者も含まれる。こうした幹部の退社については同社の広報担当者が認めた。リビアンにとっては厳しい時期で、同社初のフルEVを本格展開しているが、昨年は2万5000台を完成させるという重要な生産目標を達成できなかった。部品の入手が困難だったことなどから、目標を約700台下回ったという。株価も2021年11月の新規株式公開(IPO)以降、大幅に下落しており、9日の終値はIPO価格に比べ約79%安だった。リビアンを去った幹部は同社に長く在籍していた。車体・内装エンジニアリング担当副社長のランディ・フランク氏と部品調達担当副社長のスティーブ・ガウロンスキ氏は今年初めごろ退社した。
米EVリビアン、幹部が相次ぎ退社
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