米グーグルは12日、連邦最高裁判所への提出書類で、最高裁で争っている、ユーチューブやフェイスブックなどのウェブサイトを保護する責任制限への異議申し立ての訴訟は「インターネットに強烈な影響を与える」可能性があり、広範な検閲と不快なコンテンツ急増の両方を招くことになると述べた。グーグルは最高裁に新たに提出した申立書で、責任保護を縮小すれば大手インターネット企業は不快な内容を含む可能性のあるコンテンツ(議論を呼ぶ政治的発言など)を一層阻止するようになり、その一方で、より小規模のウェブサイトはコンテンツをふるいにかけることによって生じ得る責任を回避するためにフィルターをなくすことにつながると述べた。
グーグル「米最高裁の判断はネットを一変させる可能性」
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