たった90日で劇的に成績を上げる新メソッド、一挙公開! 学年最下位をとっていた落ちこぼれが、勉強に目覚め、たった90日で「京大模試D判定⇒A判定&全国1位」に。そして京大に合格。そのときの勉強法を再現性あるものに練り上げ、「いつ、どの教科を、どう勉強するか」という受験戦略を構築。その勉強メソッドをまとめた『逆転合格90日プログラム』が10月11日に発売された。この特別寄稿は、その著者であり、予備校講師として、京大、早慶、医学部など、多数の合格実績を叩き出している篠原好氏が語る「英熟語対策」だ。

【英熟語】できる人が知っている表現10選Photo: Adobe Stock

知っていると差がつく表現10選!

 本日は大学入試で狙われやすい英熟語を10個紹介します。さっそく見ていきましょう!

1:be about to(do)
「今にも~しようとしている」

 あ~そんなのあったな~、と思うかもしれません。いきなり長文で出ると困ることが多いので、覚えなおしておきましょう!

2:come by~
「手に入れる、獲得する」

 comeを伴う英熟語は非常にたくさんあります。そのうち、忘れがちな熟語がこちら。受験の前日でもいいので、comeを伴う英熟語はまとめてチェックしちゃいましょう。

3:for good
「永遠に」

 意外とこんな意味もあります! foreverと同じ意味です。

4:lay off
「一時解雇する」

 経済系の小論文や現代文で、「レイオフ」とカタカナで使われることもあります。日本語の感覚だと「解雇」は非常に重いイメージがありますが、アメリカでは比較的気軽に行われます。

5:go off
「爆破する」

 見た目通り、「立ち去る」という意味もありますが、「爆弾が爆破する」「仕掛けが作動する」という意味もあります。

6:at large
「全体としての」「一般の」「逃走中で」

 特に「逃走中で」という意味は意外と知らないのではないでしょうか? また「一般の」という意味も、なじみが薄いと思いますが、忘れたころに狙われます!

7:set off
「出発する」

 setなのに、「出発する」……。違和感がありますが、覚えておきましょう。ちなみに「set out」も「出発する」という意味です。

8:at a loss
「途方に暮れて」

「ペット・ロス」など、「ロス」には茫然自失としてしまう、というニュアンスがあります。

9:all too
「とても」「非常に」

 知っていれば必ず差がつくレベルの英熟語です。普段は見落とすと思いますが、和訳を要求されたり、正確な解釈が必要な場所にあったりすると困る熟語です。

10:as of (日時)
「(日時)時点で、」

 asにはたくさん意味がありますが、英熟語ではこんな意味があります。ちょっと厄介ですね。いくつ分かりましたか。口語表現については、過去記事『【英語リスニング】絶対覚えておくべき口語表現10選』もご覧ください。

 しばらく見ていない英熟語もあったかもしれませんが、試験前にはしっかり見直しておきましょう!