米国のソフトウエア開発者やプログラマーにとって今最も注目の雇用市場は、サンフランシスコやシリコンバレーから遠く離れた場所にある。首都ワシントンとニューヨーク州では、ソフトウエア開発者の求人件数がカリフォルニア州を上回っている。スタートアップ企業や巨大テクノロジー会社が人員削減に乗り出す一方で、非テクノロジー会社がエンジニア人材を増やしているためだ。職場関連のデータを収集するバーティスAIが求人情報を分析したところ、昨年末時点のソフトウエアエンジニアの求人件数は、サンフランシスコ都市圏は2369件、シリコンバレーを含むカリフォルニア州サンノゼ周辺は2084件だった。一方、首都周辺は約3815件、ニューヨーク都市圏は3325件だった。
シリコンバレーで解雇のIT人材、首都で需要旺盛
テクノロジー企業はエンジニアを減らしているが、銀行や小売業者は増やしている
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