ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏は12日、ウクライナ東部の都市バフムート近郊の集落を掌握したと明らかにした。ロシアは、1年前のウクライナ侵攻開始以来、最大級の激しい戦闘でバフムートを包囲しようとしている。プリゴジン氏に関連するテレグラム・チャンネスに投稿された音声メッセージによると、ワグネルはロシアのウクライナ侵攻前に約600人が住んでいたバフムート東方の集落を掌握した。ただロシア軍は今回の戦闘に関与していないという。プリゴジン氏と、ロシア軍との間の継続的な緊張を反映している。「半径50キロ以内には、ワグネル・グループの戦闘員しかおらず、バフムートを掌握するだろう」とプリゴジン氏は語った。ウラジーミル・プーチン大統領とつながりのある同氏は、集落の入り口標識で数人のワグネル戦闘員らしき人物を映した短いビデオも公開した。
ワグネル、バフムート近郊の集落掌握を主張
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