電子機器の世界的なサプライチェーン(供給網)の再編が加速している。その変化の中心にいるのが、インドと米アップルだ。アップルのサプライヤーである鴻海精密工業(フォックスコン)は、インド南部のチェンナイ近郊にある既存工場でiPhone(アイフォーン)の生産台数を2024年までに2倍以上の年間約2000万台に引き上げ、従業員数を約3倍の10万人規模にする計画だ、とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先週報じた。
鴻海のインド増産計画、新たな製造大国の予兆か
iPhone受託生産大手の事業拡大、インドの転換点となる可能性も
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