誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる。Voicy精神科医Tomyきょうのひとことの“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!

【精神科医が教える】ふたりの関係にヒビが入る些細にして意外なこと・ナンバー1Photo: Adobe Stock

“価値観の溝”が深まる

使うかどうか、よくわからないモノでも、なんとなく「欲しい」と思ったら、衝動買いしてしまう。そんな“いらないモノ”を欲しがる癖がある人は要注意です。

もし恋人やパートナーが、そういうタイプだと、最初のうちは「もー、またムダなモノ買っちゃってー」なんてマイルドなツッコミを入れる程度でも、時が経てば経つほど、価値観の溝が深まりがち。だんだん辛くなってきます。アテクシ自身も、そういう経験があるので、身にしみてわかるんですね。

些細なことが大きなストレスに

最初のうちは些細なことに思えても、時間をかけて続いてしまうと、思わぬストレスになるんです。だから、そういう傾向のある人とつき合うときは、最初のうちに価値観のすり合わせをしておくことが肝心です。

なるべく相手に合わせようとしがちですが、そのうちお互いの気になるところを習慣づけてしまえば、その後のストレスを回避することができます。

早いうちに価値観のすり合わせを

なんでもそうですが、問題は小さいうちに気づいて、解決に動いたほうがラクです。後々、問題が大きくなってから解決しようとしても、手に負えなくなることもあり得ますし、それまでにはストレスが相当重なっていますから、感情的になって最悪の事態を招きかねません。

衝動買いについても、気づいたときに相手と価値観のすり合わせをする。大事にならない時点で、その先を見越して、あらかじめ手段をこうじておくようにしましょうね。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。