職場の嫌な人から自分を守る言葉の護身術Photo:PIXTA

どの職場にも。必ずといっていいほど「嫌な人」はいる。嫌味な上司、理屈っぽい反抗的な後輩、陰口をいう同僚――。弁護士の後藤千絵氏の著書『職場の嫌な人から自分を守る言葉の護身術』からの一部抜粋で、どんな職場にもいる、7つのタイプの「嫌な人」を紹介。それぞれへの対応策をレクチャーしていく。

企業のパワハラ対策が進んだ今も
ハラスメントはひそかに横行する

 どの職場にも、必ず1人は「嫌な人」がいるものです。

「何でできないかなぁ……」「(説明の)意味、わかってる?」と、嫌味ばかり言ってくる上司。

「なぜ、そんなことをしないといけないんですか?」「理由を説明してください」と、反抗的で理屈っぽい後輩。

「あの子、コネで入社したそうよ」「顔だけが取り柄のくせに……」と友達のふりをして、陰でこっそり悪口を言っている同僚―。

 有給休暇の申請をしたら、「いいよな、俺も休みたいよ……」と嫌味を言われたり、質問をしたら、「チッ!」と舌打ちされ、面倒くさそうな態度をされたり……。

「それって、ハラスメントですよね!?」

 と、思わず言いたくなる人が、あなたの職場にも1人や2人はいるのではないでしょうか?