「あったかくて柔らかい体」を取り戻すワーク
矢上:血流改善に役立つ「股関節と内股の筋肉をほぐすワーク」は、とくに骨盤まわりの血液の滞りを促すので、腰痛や生理痛、便秘などの解消にもおすすめです(*画像を見ながらおこなうとわかりやすいです)。
1、「シコ立ち」の状態で、お尻を上げ下げする。股をしっかり開き、30回ほどバウンドする。
2、膝(ひざ)を曲げた状態で、両手を腿(もも)に添える。上半身を左右にゆっくりと移動させ、大腿骨を股関節から引き抜くように動かす。
3、右ひざを(写真のように)前後に軽く揺すりながら、上半身を右後ろ方向へねじる。この動きで左ももの付け根を伸ばし、股関節をゆるめる。
矢上:ほかにも、開脚座や長座などで骨盤を起こせない方は、大腿骨につながる大腰筋の緊張もあるかと思いますので、本で紹介している「20分間ショートレッスン」で骨盤まわりをほぐしていくのもおすすめですよ。
【次回に続く】
『すごい自力整体』では、この他にも、整体プロの技法を使って、コリや痛み、ゆがみを解消するワークを多数掲載しています。(★一部動画でもご視聴いただけます)